IT業界与太話

悲喜こもごもを暴露します

無料で働く人たち

にゃっす。

 

自分の住んできた業界のいろんな思いで話を、若い人が同じ轍を踏まないように情報漏洩にならない範囲でぶっちゃけて行こうという第三回です。

 

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そろそろ新卒のみんなの顔に覇気が失われているころでしょうか。

よく分からないところに疑似面接をやらされて、特定派遣しているのが関の山なんじゃないでしょうか。

指揮命令はどっちにあるのか、なんで就職したのに経歴書や面接やってんだというこの意味不明なIT社会ですが、いよいよ7月ですね。

 

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入社後研修期間は2週間~1か月ぐらいはあると思いますが大体はじめての社会人での常駐業務は、1,2か月は無料であることが多いです。その後、1か月分がおおよそ50~60万円で売られていきます。

ある程度できるようになり、80万、90万円台。100万円超え出す技量で独立を考えたりします。あくまで良い例ですが。

この月単価に関してかける12をして4割が給与ならばまぁまぁ及第点の会社です。

わかりやすく言えば月60万の人間ならば720万の4割、288万円が年収です。

5割は小規模で無駄な固定費がない会社ならばありえますが、大きくなるほどゴミ社員が多いので固定費がかさむ要因があるため3割台もありえます。

知らなかった人が多い話ですが、裏を返せば一人が稼げる単価は頭打ちするので年収も頭打ちするのがこの業界です。

 

※参考で自分の最大単価でエンドから引っ張れたのは時給6000円で、私のふところinは時給2400円でした。コンサルや要求定義などはしていないので決して多くはないです。

 

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ギャンブル系な職種でスマホゲームなど、SNSやら独自サービスの会社ならば頭を打つことはありませんが、かなり限られた枠の話なので多くは縁のない世界ですし、一生ものの会社ではないので自分は良いとは思いません。

 

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昨年、インターン制度を利用し、無料の増員しようかという議題が自分のとこであり、私はそういう時期は勉強してほしいけど、と返事をして、結果その制度は使いませんでした。

 

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汚い人間が溢れる世界、いつも若い人間をどうやって無料で雇えるかの話題ばかりで嫌気がさします。そして多くの新卒が無料期間を終えるころ使い潰れて早速病んでいくのです。

若者チャレンジ奨励金などの国からの奨励金などを前提にした雇用とか、きな臭いのもありますし。

 

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そのうち弱者に煮え湯を飲ましてきた世代には、ふるってロボット介護とロボットファミリーの無料レベルの老後に突き落としてやりましょう